❤️俺の抱擁に溺れろ、お前の全てが欲しい、極道の一途な愛
その頃、拓真が仕事に出かけたのを見送って、かすみはベッドに潜り込んだ。

そのタイミングで、インターホンが鳴った。

誰だろう、拓真さん、忘れ物かな。

かすみは重い身体を起こしてインターホンに応対した。

インターホンに映し出されたのは、この間拓真とキスをしていた妖艶な美女梨花だった。

梨花さん、拓真さんに会いにきたの?

かすみは仕方なく返事をした。

「はい」

「健斗はいる?」

「仕事に行って留守です」

「そう、花園かすみさんよね、私、真山梨花、健斗の婚約者よ、開けてくれる?」

婚約者?やっぱりそうなんだ。

かすみはなんの用なのか嫌な予感が脳裏を掠めた。

ドアを開けると、梨花と共に一人の男性が梨花の後ろに立っていた。

「お話があるの、入れてくださる?」

梨花はかすみが返事をしないうちにずかずかと部屋に入ってきた。

梨花の後ろのいた男性は、かすみに一礼して、挨拶をした。

「真山組若頭の剣城と申します、突然の訪問をお許しください」

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