❤️俺の抱擁に溺れろ、お前の全てが欲しい、極道の一途な愛
しかし、かすみは全く俺の言う事を信じてくれない。

まさか、過去に子宮全摘出手術を受けて、子供を生めない身体だとは思いもしなかった。

しかし、俺にとってそんなことはどうでもよかった。

俺が一緒にいたいのはかすみだ。

かすみはユリエと違って、おしゃれもしない地味なOLだった。

だから、ユリエとのギャップにやられた。

それなのに、徐々にかすみに惹かれている自分に気づき始めたのである。

かすみはベッドに横になり、眠った。

愛おしいかすみ、ずっと俺の側にいてくれ。

もし、それが叶わないのなら、俺がかすみの側にいく。

お前がいない人生で俺は生きて行くつもりはない。

拓真はかすみの側で横になり、抱きしめて眠った。

かすみは、目が覚めて、拓真に抱きしめられている状況に驚きを隠せなかった。

拓真さん、信じられないくらい甘やかしてくれて、私蕩けちゃうよ。

かすみは拓真の頬にキスを落とした。

「かすみ、目が覚めたのか」

「ご、ごめんなさい、起こしちゃいましたね」

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