❤️俺の抱擁に溺れろ、お前の全てが欲しい、極道の一途な愛
「そんなことはないよ、薬飲まないといけないから、食事にしようか」

拓真さんはベッドから起き上がり、キッチンに向かった。

しばらくして、拓真が食事を運んできた。

「わあ、すごい、これ全部拓真さんが作ったんですか」

「ああ、かすみが好きなものばかりだ、ちょっと見栄えは悪いが、味は保証する」

拓真さんはすごく優しい、もう、こんなことしたら、私の命短いってバレバレなんだけどなあ、でも嬉しい、このまま時間が止まればいいのに……

「どうかな」

拓真は心配そうにかすみの顔を覗いた。

「美味しいです」

「そうか、よかった、じゃ俺も一口、パクッ、あれ?味しないな」

拓真はスマホを開いてレシピを確認し始めた。

「しまった、塩忘れた」

拓真さん、スマホ見ながら一生懸命作ってくれたんだ。

嬉しい。

「拓真さん、大丈夫ですよ、冷蔵庫からチリソース持ってきてください」

「分かった」

「これか?」

「はい、これにつければ、大丈夫です」

「どうですか」

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