英玲奈様は青い瞳に恋してる
「お礼だよ」

青い瞳に吸い込まれていくように、ゆっくりと重ねられた、私の初めてのキスは、ココアの味がした。

ちょっぴり、ビターで、でもほんのり甘い。まるで目の前の青い瞳の王子様みたいだ。  


「……ねー、麗夜、お腹へっちゃった」

私は、唇が離されたあと、ちょっぴり寂しくて、でもちょっぴり気恥ずかしくて、夜空を眺めながら、いつもの口調で、そう言葉に吐いた。

「英玲奈、僕の知り合いのイタリアンのお店に行こうか」

「うんっ」

さりげなく、初めて繋いでもらった麗夜の掌をぎゅっと握り返す。

決して離す事が、ないように。

そして、いつかちゃんと言葉にしたい。


ーーーー麗夜が、大好きだよ、って。



   ❤️Happy Valentine day!!❤️

     ❤️Reiya and Erena❤️


2022.12.18 遊野煌


< 14 / 14 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:17

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

無能の花嫁は余命僅かの鬼狩り当主に溺愛される
遊野煌/著

総文字数/34,212

ファンタジー61ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
──鬼と人間が共存する世界。 瘴気を癒すことのできる浄化師の名門、一之宮家の一人娘である真白はその力に恵まれなかった。 そんな真白は、國の占者の選定により鬼狩り師の頂点に君臨する神堂家の嫡男、神堂千隼と政略結婚することになる。 『無能モノ』だと実家では疎まれ、嫁いだ神堂家でも能力の無さを蔑まれて過ごす日々。 初夜もなく、婚儀の翌日すぐに帝都から鬼狩りの命を受けて旅立った千隼とはもう半年会っていない。 そんなある日、鬼狩りの任務から戻ってきた千隼は、真白に離縁を突きつける。 しかしその日を境に千隼は真白のある力に気づいて──。 蔑まれ『無能モノ』と呼ばれた花嫁が必要とされ、唯一無二の存在として深く愛されるまでのお話。 ※フリー素材です。 ※執筆期間2026.3.20〜3.23
100回目の恋カレー
遊野煌/著

総文字数/8,657

青春・友情17ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
『ねぇ、恋カレーって知ってる?』 ──『ん? 恋カレー?』 『うん。恋カレーを100回たべたら、好きな人が自分のこと好きになっちゃうんだって』 これは好きなアイツに好きだよって言えない、臆病な私の初恋と恋のおまじないの話。 ※表紙はフリー素材です。コンテスト用に既存作を改稿しました。
バレンタインはキスをして
遊野煌/著

総文字数/5,535

恋愛(ラブコメ)11ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
『23時のシンデレラ』バレンタイン短編です。 結婚して4年目の颯と美弥のバレンタインの様子です…💓 ※表紙はフリー素材です。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop