王子様の溺愛は、とことん甘い【クリスマスSS】

「いい彼女をもったなぁ。詩音には勿体ないくらいだ」



「邪魔しに来た人は黙っててください」



「はいはい、ごめんな」



そうして僕は一旦、芙羽梨の隣を離れた。



もちろん、柏木が傍にいることを確認して。



特に何事もなく、笑顔で待っててくれていると思っていた。



僕は柏木を、信じすぎていたのかもしれない。



***



「ふふふっ…詩音先輩、おかえりなさい〜!ずっとずーっと、待ってました…!えへへっ…」



「…………ねぇ、柏木」



「………………」



「どういう状況か、説明してくれる?」

< 28 / 45 >

この作品をシェア

pagetop