王子様の溺愛は、とことん甘い【クリスマスSS】
まあ、パーティ会場がうるさいからそこまで気にしなくても大丈夫そう。
「わぁ〜高い!詩音先輩の顔も近くて…ふふっ…嬉しい…」
「…っ、ちゃんと掴まっててよ?」
「はぁい」
…本当に大丈夫かな?
ホテルの最上階で降りると、辺りは静まり返っていた。
下の階と比べると、別世界に来たのかと思うくらいで、物音一つしない。
「ごめんね、芙羽梨。一旦下ろすよ?」
「はぁ〜い」
芙羽梨を下ろして手を繋ぎ、部屋を開けて入る。
そしてそのまま奥へと進み、ベッドルームの扉を開けた。