王子様の溺愛は、とことん甘い【クリスマスSS】

芙羽梨みたいな真面目な子なら尚更。



「きっと、芙羽梨が自ら飲んだんじゃないと思う。スタッフが間違えて芙羽梨に渡したってとこが妥当かな」



「そう、ですか…」



とんでもない重大を犯してしまったかのような絶望ぶりだけど、これは不可抗力というものだ。



芙羽梨がお酒かジュースかを見分けられるわけもないのに、そんなものを進めたスタッフが悪いに決まってる。



「大丈夫。芙羽梨は悪くない。むしろ、それを止められなかった僕にも問題がある。だから、そんな悲しい顔しないで?」



「で、でも…」



「ほら、バレなきゃ犯罪じゃないって言うでしょ?言わなきゃバレないよ」
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