微妙にHではない恋愛@異文化交流物語・魔法の恋の行方シリーズ7・アラゴンとアクア
生徒たちは本やノートを片手に、
すぐに教室から出て行った。
遅いとアラゴンから、怒鳴りつけられるからだ。

アクアは心配げに
「あの、アラゴン先生、
私の授業はどうでしたでしょうか?」

アラゴンは、ルビーレッドの目を細めた。
「つまらん!
すぐ眠くなってしまった。
あと、試験問題はアンタが作れ」

「はい、わかりました・・」
アクアは、肩を下げて答えた。

「午後からは、武器訓練演習がある、
そっちは俺が仕切るが、
次回からはアンタがやるんだ」

アラゴンはよく眠れたので、
満足そうに言った。
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