微妙にHではない恋愛@異文化交流物語・魔法の恋の行方シリーズ7・アラゴンとアクア
「まぁ、アラゴン先生と同じ色なのね。きれい」

アラゴンはいきなりの指摘に、
ドギマギしたが、なされるがままに、じっとしていた。

ここの魔力結界を破ったのだ。
情報が取れる・・のだが、
アラゴンは混乱もしていた。
そもそも、猫になんて、自分は
なったことがないのだ。

「アラゴン先生は、怖いけど、
あなたは、とってもかわいいわ」

アクアはいきなり、子猫を抱きしめた。
「そぉーねぇ・・・
ピンクちゃんて呼んでいいかしら?」

チョチョチョッ・・・
いきなりのスキンシップかいぃ・・・
アラゴンは胸の柔らかさに、
緊張で、尻尾をブンブンした。

そのままアクアは部屋に入り、
そっと子猫を絨毯におろした。

「ミルクを飲むかしら?」
アクアの手が、子猫の小さな頭をなでた。

うずうずして、なんて、甘い気持ちなのだろう・・・
アラゴンの目が、細められた。
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