私が恋した10人の男たち
そんなこんなで
航介と付き合うことになった私。
でも
やっぱり
航介は、なんか変わった人だった。
告白されてから翌日、
マキと駅で合流してから遅れて学校へ行くと
昼ご飯の時間だったせいか教室がガヤガヤしてた。
「「おはよー☆」」
マキといつものように教室に入った。瞬間、
「航介!来たぞ〜」
「おめでとうマミw」
「まさか航介とは思わなかったわ〜」
クラス中から聞こえる
お付き合いしたんですね!的な声。
( ゚д゚ )え?
戸惑っていると後ろの方から
「マミ!!めっちゃ待ってたよ俺!」
と言って走って抱き着いてくる航介。
( ゚д゚ )え!
みんなの前で何してんねんこいつ!
と思った私は
「えぇ!なになになになになに!」
叫びながら思いっきり押しのけると航介は後ろに倒れた。
「うわっ!手!やべぇ!痛ぇ!!」
恥ずかしくて怒る私と
どこかに手を打ったのか痛がる航介。
パニックw
痛がる航介を無理やり起こして
ちょっと来て!と廊下に連れていった。
「なに?やめてよいきなり!」
「え!その前に大丈夫?とかないの?」
「大丈夫だよ!←
もう!なんなのいきなり!」
「え?付き合ったこと報告しただけだけど」
いや意味わからんがな。
「は?なんで?」
「え?だって付き合ったよね俺ら?」
「そうだけど、だからなに?」
「え?だから報告したんだけど…」
だからなんでだよw
その報告義務なに。
事務所でも入ったんかお前は。