私が恋した10人の男たち
私は頭の中???
「いやだから、なんで報告したの?」
「え…付き合ったから…」
そうじゃねえよw
「いや、だから、なんで付き合ったこと
わざわざ報告したのかって聞いてるんだけど」
「だって俺ら付き合ったじゃん!」
だってってなにw
「は?べつにそれ報告する必要なくない?」
「え!だってクラスメイトなんだから
みんなに報告しなきゃでしょ!友達じゃん!」
なにその謎のルール。
え、天然なの?アホなの?
私は全く意味がわかんなかった。
「いやべつに聞かれたら答えればいいでしょ?
わざわざみんなに報告しなくてもさ」
「だって…話したかったし…」
女子かお前。
私はあんまりベラベラ私情を話すのは好きじゃないから聞かれたら話すくらいのつもりだった。
でももう話したみたいだし、バレてるし
今更なんかもうどうでよくなってきた私。
「わかった。もういいよ」
「ほんと?怒ってない?」
「うん。もう怒ってないからいいよ」
良かった〜☆って
ニコニコしながら航介は教室に戻って行った。
付き合うの初めてだって言ってたし嬉しそうだったからまぁべつにいっか。
なんて思って私も教室に戻った。
この時の私は航介を
男のくせにかわいいとこあるんだな
くらいにしか思ってなかった。
でもやっぱり航介は変な奴だった。