死神キューピッド
「最初から、俺はお前のことが好きだったんだよ。って、なにを言わせんだ」
はにかむ虹太に、目が点になる。
「けど、まあ、実際そういうことだから、仕方ないよな」
……そういうこと?
まだ、混乱している私に、虹太が続ける。
「入学式で初めて柚を見たとき、きれいな子だなって思った。険しい崖に咲いてる一輪の花みたいだと思った。ひとりで過ごすことを恐れずに、いつも真っすぐに前を向いて。なんか、めちゃくちゃカッコよかった」
「……入、学式?」
私が虹太を知ったのは、高2の時に同じクラスになってから。
虹太は入学式の日から……私のことを知ってたの?
はにかむ虹太に、目が点になる。
「けど、まあ、実際そういうことだから、仕方ないよな」
……そういうこと?
まだ、混乱している私に、虹太が続ける。
「入学式で初めて柚を見たとき、きれいな子だなって思った。険しい崖に咲いてる一輪の花みたいだと思った。ひとりで過ごすことを恐れずに、いつも真っすぐに前を向いて。なんか、めちゃくちゃカッコよかった」
「……入、学式?」
私が虹太を知ったのは、高2の時に同じクラスになってから。
虹太は入学式の日から……私のことを知ってたの?