初恋と約束が叶う未来まで
今日は少し風はあるけどよく晴れている。
ウェディングドレスに身を包み、髪やメイクを済ませた私は…まるで別人のよう。
央輔は式場での楽しみに取っておきたいと言っていたから来ないみたい。
家族と友達だけの式が良いと二人で決めた。
紬來ちゃんや恭平くん、紫乃ちゃんと蘇芳くん。
夫婦の先輩でもある柚葉ちゃん、千紘先生。
今でも連絡を取りあってる友達が来てくれると言うのは凄く嬉しい。
トントン
「どうぞ」
そう言うと紬來ちゃんと恭平くんが部屋に入ってきた。
「夕栖おめでとう!凄く綺麗!」
「夕栖ちゃんおめでとう!本当に綺麗だな。俺が先に見に来てるのを知ったら悔しがるだろうな」
知らない人はいないぐらいのトップモデル。兄妹モデルとしてだけではなく…有名モデル夫婦になっていた。
色々あった二人だけど凄く幸せそうでよかった。
いよいよ…約束を叶えるんだ。
お母さんにベールを下ろしてもらうとお父さんと腕を組む。
前を見ると…白のタキシードに身を包んだ央輔。本当に似合っている…カッコイイ。
この人が今日から私の旦那様になるんだと思うと泣きそうになった。
「凄く綺麗だよ。こんな綺麗なお嫁さんを貰えるなんて本当に俺は幸せ者だな…。」
照れ笑いを浮かべる央輔。
「央輔こそ、カッコイイよ。私も幸せ者だから…二人でもっと幸せになろうね!」