初恋と約束が叶う未来まで
「二人はお知り合いだったんですか?」
近くに居た看護師が不思議そうに聞いてきた。
ここは職場だし、騒ぎになるといけないから無難な答えを…。
「幼馴染なの…」
「今は違うだろ?婚約者だろ」
「…ちょっ、央輔!」
そんなこと言うから…ざわつきと悲鳴が上がった。
「どうせ直ぐにバレるだろ。」
絢世の言う通りなんだけど…初日から言う?
「確かに央輔の言う通りだよ。言っても言わなくてもよく思わない人は居るからね。でも、ここは病院。私情より命に向き合ってくださいね!」
院長先生の言葉で騒ぎは収まった。
その後、周りから尋問されたのは言うまでもない…。
お医者さんとして働く央輔を見て凄いなと思う日々。
もっと頑張ろうと思わせてくれる相手がいる事は凄いことだと思う。