モフぴよ精霊と領地でのんびり暮らすので、嫌われ公爵令嬢は冷徹王太子と婚約破棄したい
ここはロゼにとって、人生の大部分を過ごした大切な故郷で我が家だ。生まれ変わった今でもその気持ちは変わっていない。
(あんなに困っているところを見て放っておけるわけがないわ。以前のような子どもたちが楽しく過ごせる場所にしたい)
その後、孤児院を辞したベアトリスは、公爵家に帰るとすぐに孤児院に支援をしたいと両親に願い出た。
両親はひどく驚きながらも、ベアトリスが慈善の心を持ったと喜び、『トリスちゃんがこんなに立派な考えを持つなんて……あなた任せてみましょう』と母の後押しもあり支援するのを許してくれた。
ただし、軽い気持ちではなく自らしっかり関わるのが条件だ。そんな条件を出されなくても当然通うつもりでいたベアトリスは、大喜びで約束をした。
それから一週間。
婚約者とは不仲で友人もいないベアトリスには、時間だけはたっぷりある。
毎日通い、孤児院の環境改善に努めていた。
何度も顔を合わせるうちに、初めは警戒していた子どもたちもだんだんと慣れてくれた様子だった。
「お姫様たちが来たー」
ベアトリスたちをうれしそうに歓迎してくれる。純粋で無垢な子どもたちは本当にかわいい。
「ぴい!」
ベアトリスのドレスの合わせに隠れていたピピが、子どもたちの前に飛び出した。
「あっ、ピピだ!」
(あんなに困っているところを見て放っておけるわけがないわ。以前のような子どもたちが楽しく過ごせる場所にしたい)
その後、孤児院を辞したベアトリスは、公爵家に帰るとすぐに孤児院に支援をしたいと両親に願い出た。
両親はひどく驚きながらも、ベアトリスが慈善の心を持ったと喜び、『トリスちゃんがこんなに立派な考えを持つなんて……あなた任せてみましょう』と母の後押しもあり支援するのを許してくれた。
ただし、軽い気持ちではなく自らしっかり関わるのが条件だ。そんな条件を出されなくても当然通うつもりでいたベアトリスは、大喜びで約束をした。
それから一週間。
婚約者とは不仲で友人もいないベアトリスには、時間だけはたっぷりある。
毎日通い、孤児院の環境改善に努めていた。
何度も顔を合わせるうちに、初めは警戒していた子どもたちもだんだんと慣れてくれた様子だった。
「お姫様たちが来たー」
ベアトリスたちをうれしそうに歓迎してくれる。純粋で無垢な子どもたちは本当にかわいい。
「ぴい!」
ベアトリスのドレスの合わせに隠れていたピピが、子どもたちの前に飛び出した。
「あっ、ピピだ!」