敵国王子の溺愛はイケメン四精霊が許さない!~加護持ち側妃は過保護に甘やかされています~
彼女の一挙手一投足全てが俺を魅了して、腕の中に抱きしめてその甘やかな唇を奪いたい衝動に駆られる。
「なんだ、もういいのか? 君の魅力はまだまだ枚挙にいとまがないぞ」
「っ、殿下は時々意地悪です」
肉欲めいた衝動を逃がすようにあえて軽口を振れば、彼女は涙を溜めた目でわざと俺を睨みつける。
きっと彼女は、自分がどんなに俺を魅了し、虜にしているか想像もしないのだろう。とびきり可愛い妖精は、俺を誘惑する小悪魔でもある。
「好きな女性についつい意地悪をしたくなるのは男の性だ。しかし、愛しい君に嫌われてしまうのは本意じゃない。自重しよう」
俺は表情を引き締めると彼女の左手を恭しく取り、その指先にそっと唇を押し当てる。
彼女は膨らませていた頬をぺしゃんとさせ、俺の瞳を見返した。
「俺は君しかいらない。生涯、君ひとりを愛すると誓う。だからどうか俺の正妃になってほしい」
固唾をのんで、彼女の答えを待った。
どれくらい経っただろう。さくらんぼの色をした唇がゆっくりと開く。
「なんだ、もういいのか? 君の魅力はまだまだ枚挙にいとまがないぞ」
「っ、殿下は時々意地悪です」
肉欲めいた衝動を逃がすようにあえて軽口を振れば、彼女は涙を溜めた目でわざと俺を睨みつける。
きっと彼女は、自分がどんなに俺を魅了し、虜にしているか想像もしないのだろう。とびきり可愛い妖精は、俺を誘惑する小悪魔でもある。
「好きな女性についつい意地悪をしたくなるのは男の性だ。しかし、愛しい君に嫌われてしまうのは本意じゃない。自重しよう」
俺は表情を引き締めると彼女の左手を恭しく取り、その指先にそっと唇を押し当てる。
彼女は膨らませていた頬をぺしゃんとさせ、俺の瞳を見返した。
「俺は君しかいらない。生涯、君ひとりを愛すると誓う。だからどうか俺の正妃になってほしい」
固唾をのんで、彼女の答えを待った。
どれくらい経っただろう。さくらんぼの色をした唇がゆっくりと開く。