敵国王子の溺愛はイケメン四精霊が許さない!~加護持ち側妃は過保護に甘やかされています~
「……私があの部屋を賜ったのは初日ですが?」
「ああ、会ったその日にはもう惹かれていた。そういう意味では、俺は君にひと目惚れであったと思う」
「会ったその日……」
茫然と繰り返す彼女は、なぜか少しだけ心ここにあらずに見えた。
「もちろん、それは見た目の美しさばかりではない。すぐに君の人柄の虜になった。そして同じ時間を過ごし、君の新たな一面を知るごとに愛しい思いは募った。謙虚で健気で、他者への情に厚い優しい君が好きだ」
彼女の体が『好き』の一語に反応し、ピクンと揺れる。
俺は相好を崩し、さらに言葉を重ねる。
「君が楽しそうに笑っていると、俺まで嬉しい気持ちになる。君が悲しそうにしていたり、自信なさげにしている時は、無性に守ってやりたくなる。一方で、こうと決めたら信念をもって貫き通す君の強さはまぶしくて、思わず傅きたくなる。後は──」
「あの、その辺で……! もう、恥ずかしいですから……っ」
彼女は顔を真っ赤に染め、俺の目から隠すようにおずおずと両手で覆った。
「ああ、会ったその日にはもう惹かれていた。そういう意味では、俺は君にひと目惚れであったと思う」
「会ったその日……」
茫然と繰り返す彼女は、なぜか少しだけ心ここにあらずに見えた。
「もちろん、それは見た目の美しさばかりではない。すぐに君の人柄の虜になった。そして同じ時間を過ごし、君の新たな一面を知るごとに愛しい思いは募った。謙虚で健気で、他者への情に厚い優しい君が好きだ」
彼女の体が『好き』の一語に反応し、ピクンと揺れる。
俺は相好を崩し、さらに言葉を重ねる。
「君が楽しそうに笑っていると、俺まで嬉しい気持ちになる。君が悲しそうにしていたり、自信なさげにしている時は、無性に守ってやりたくなる。一方で、こうと決めたら信念をもって貫き通す君の強さはまぶしくて、思わず傅きたくなる。後は──」
「あの、その辺で……! もう、恥ずかしいですから……っ」
彼女は顔を真っ赤に染め、俺の目から隠すようにおずおずと両手で覆った。