敵国王子の溺愛はイケメン四精霊が許さない!~加護持ち側妃は過保護に甘やかされています~
「殿下、愛してます。私をあなたの正妃にしてください」
涙をこぼしながら、エミリアが笑っていた。
「もちろんだ。君は俺の生涯でただひとりの愛する妻だ。もう、俺の愛を拒むことは許さない」
涙に濡れた左右の目尻に順番に口付けて、最後にそっと唇を奪う。
ほんの一瞬だけ表層を触れ合わせ、すぐに解いた。彼女は湯気が出そうなくらい顔を真っ赤に染めて、目を真ん丸にして俺を見ていた。
あどけないその様子は、思わずパクリと食べてしまいたいくらい可愛いが、彼女を怯えさせるのは本意ではない。
「フッ。涙が止まったようでなによりだ」
内心の劣情をひた隠し、鼻先にチョンともうひとつ、触れるだけのキスをする。
「っ! 殿下っ、揶揄わないでくださいと何度もお伝えしてるのに……!」
子猫のように可愛らしく牙を剥くエミリアに破顔しつつ、耳もとでそっと囁く。
「エミリア。俺のことは殿下ではなく、ジークと呼んでくれ」
「……ジーク様?」
涙をこぼしながら、エミリアが笑っていた。
「もちろんだ。君は俺の生涯でただひとりの愛する妻だ。もう、俺の愛を拒むことは許さない」
涙に濡れた左右の目尻に順番に口付けて、最後にそっと唇を奪う。
ほんの一瞬だけ表層を触れ合わせ、すぐに解いた。彼女は湯気が出そうなくらい顔を真っ赤に染めて、目を真ん丸にして俺を見ていた。
あどけないその様子は、思わずパクリと食べてしまいたいくらい可愛いが、彼女を怯えさせるのは本意ではない。
「フッ。涙が止まったようでなによりだ」
内心の劣情をひた隠し、鼻先にチョンともうひとつ、触れるだけのキスをする。
「っ! 殿下っ、揶揄わないでくださいと何度もお伝えしてるのに……!」
子猫のように可愛らしく牙を剥くエミリアに破顔しつつ、耳もとでそっと囁く。
「エミリア。俺のことは殿下ではなく、ジークと呼んでくれ」
「……ジーク様?」