愛はないけれど、エリート外交官に今夜抱かれます~御曹司の激情に溶かされる愛育婚~

《明日は一時頃、迎えにいくから》
「うん、わかった。よろしくお願いします」


明日は碧唯の両親に対面する予定である。結婚に向け、いよいよ動きはじめるのかと身の引きしまる思いがする。

この一カ月どことなく他人事で、実感の湧かなかった結婚が現実味を帯びてきた。

友情婚。

どうかそれがうまくいきますようにと、月も星も見えない夜空を見上げて祈った。
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