お姫様達は王子様と永遠に
麻美と京の幸せそうな笑顔に、幸せのお裾分けを貰った気分だ。胸がポカポカとあったかい。

見れば、いつのまにか、千歳と実花子も顔を寄せ合って笑っている。

「美弥」

「どしたの?颯」

「……末永く、俺と居て?」

目の前の23時の王子様は、やっぱり今日も愛おしい。

「こちらこそ末永く、側に置いてね」

小さなケンカも、ほんの少しのすれ違いも、互いの愛で丸ごと包んで、永遠に同じ道を歩んでいこう。

私は、お腹に触れた颯の掌に、そっと掌を重ねた。








2022.12.27 遊野煌

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