好きすぎてヤバい。〜秘密の終わりは恋の始まり⁉︎〜
「まあ、俺らは協調性のかけらもねぇけどな」

「恭介がないだけ」

「はあ? お前だって、いつも部屋にこもりっぱなしだろ」

「それがなに?」



う、うわぁ……。

2人の間でバチバチと火花が散っているよ……。

私、本当に彼らにお世話になっちゃうのかな。

……帰る家もないし。

でも、彼らの家に勝手に住むことは大丈夫なのかな。

恭介のお父さんの許可とか……。



「ちなみに、親父には許可済みだからな」

「えっ」



心を読んでいるかのように、恭介がさらっと言う。

許可済みって、お父さんは反対しないの⁉

ほ、ほら……。

年頃の男の子と女の子が同じ屋根の下で暮らす、とかさ……。

なにがあるか分からないじゃん……。
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