【受賞】隠された王女~王太子の溺愛と騎士からの執愛~
「言っただろう? あれは薬のせいだ」
「で、ですが……」
夢だと思いたかったあの行為が、鮮明に思い出されてきた。彼に肌を見せ、誰にも見せたことのないような場所に触れられ、舐められ、挙句――。
「なんだ? あのときの続きをして欲しいのか?」
身を強張らせて手元のカップを見つめていたアルベティーナは、ルドルフの声ではっと顔をあげる。愉悦に満ちた彼の眼差しが、アルベティーナの視線を捉えている。
「ち、違います」
彼の眼差しから逃げるように、アルベティーナは視線を逸らす。
くくっと笑う彼の声が耳に入った。
「冗談だ。あまりにもお前が赤くなっていたのでな。揶揄いたくなった。だから気にするなと何度も言っているだろう? あれは薬のせいだ。そう、治療行為の一つだと思っていればいいだろう」
治療行為と口にされ、再びどのような行為であったかを思い出してしまう。じわっと体の奥が疼く。
「もう。やめてください……」
羞恥に耐え切れず、アルベティーナは自身の顔を両手で覆い身体を折り曲げた。
「なんだ。お前が気にしているから、気にしなくていい、と俺は言っているだけだ」
「で、ですが……」
夢だと思いたかったあの行為が、鮮明に思い出されてきた。彼に肌を見せ、誰にも見せたことのないような場所に触れられ、舐められ、挙句――。
「なんだ? あのときの続きをして欲しいのか?」
身を強張らせて手元のカップを見つめていたアルベティーナは、ルドルフの声ではっと顔をあげる。愉悦に満ちた彼の眼差しが、アルベティーナの視線を捉えている。
「ち、違います」
彼の眼差しから逃げるように、アルベティーナは視線を逸らす。
くくっと笑う彼の声が耳に入った。
「冗談だ。あまりにもお前が赤くなっていたのでな。揶揄いたくなった。だから気にするなと何度も言っているだろう? あれは薬のせいだ。そう、治療行為の一つだと思っていればいいだろう」
治療行為と口にされ、再びどのような行為であったかを思い出してしまう。じわっと体の奥が疼く。
「もう。やめてください……」
羞恥に耐え切れず、アルベティーナは自身の顔を両手で覆い身体を折り曲げた。
「なんだ。お前が気にしているから、気にしなくていい、と俺は言っているだけだ」