エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 ほかのふたりが質問し、彼女が得意げに知識を披露するところを、一言一句逃さないように聞く。

 あの日以来、篠から連絡がないのは忙しさのせいで間違いないだろう。

 あれだけ情熱的に好きだと言ってくれた人が、メッセージのひとつも送れないほどの忙しさと考えると、どれだけ大変な仕事なのかわかるというものである。

 サラダをつついていた手を止め、息を吐く。

 付き合うにしろ、結婚するにしろ、篠の仕事と立場への理解は必須だ。

 この辺りも含め、改めて篠と話し合ったほうがいいんだろうな、と思っていたとき、テーブルに置いていたスマホにメッセージが届く。

『土曜日、予定は入っているか?』

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