エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
「早く決めておかないと、スケジュールに悩む。年間予定に沿って動くからな」

「……ああ、そっか」

 私と違い、篠はきびきびした無駄のない歩き方をする。

 彼は自衛官なのだと、話す内容だけでなく動きでも実感した。

 ひとりならばもっと速く歩くだろうに、今は私に合わせてくれているのか、ゆっくりした速度だ。

 さりげない気遣いを当然のようにしてくれているのがうれしい。

「自衛官はかなり忙しいんだってね。今日は大丈夫? 貴重な休みなのに、家で寝貯めとかしなくていいの?」

「時間がもったいないだろう」

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