エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 勝手に熱を持ち始めた頬を冷ましたくて、テーブルにある冷たいおしぼりを軽く顔に当てた。

「結婚式は絶対呼んでよ。自衛官の制服ってかっこいいんでしょ?」

「うん」

「ふーん、即答? もう見たんだ」

「ちっ、違うよ! 調べたの!」

 これは嘘じゃなかった。

 自衛官について調べたとき、たまたま制服の写真が目に入ったのだ。

「実結が制服フェチなんて知らなかったなぁ」

「だから違うよ。制服なんてただの服だし……」

 声が小さくなったのは、本当に制服フェチではないと言い切る自信がなかったせいだ。

 今まで思い入れなんてなかったのに、篠が身につけるものだと思うと特別感がある。

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