エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 メッセージのやり取りをしていたから? と続けると、篠は助手席にいる私を見ずに微笑した。

「再会したときからそうだったよ」

「言われてみればそうかも」

 子供の頃そうだったように『また明日ね』と別れた次の日と同じテンションで、再会した篠と会話できていた気がする。

 もちろん、いい意味で変わり果てた彼への動揺はあった。

 だけど話しづらいとか、気まずいとか、そういう感情はなかったはずだ。

「もう少し会う時間を取れたらよかったな。悪い」

「ううん、篠の忙しさはわかってるつもり」

 再会してから三か月近くが経ち、私も篠との付き合いをゆっくり考える時間があった。

< 167 / 376 >

この作品をシェア

pagetop