エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
「俺と同じくらい実結も寂しがってほしいし、会いたくてたまらなくなってほしい。俺が今日をどれほど楽しみにしていたか知らないだろう」

「……私だって楽しみにしてたよ」

 久々の実家へ帰ることより、篠に会えるのがうれしい。

 もしも彼が運転中じゃなければ、また手を繋ぎたかった。

「どのくらい?」

「どのくらいって……」

「俺は実家に帰らないで、このまま実結とデートしたいと思ってるよ」

 横顔しか見えなくても、篠が本気でそう思っているのは伝わってくる。

 今、彼が運転中でよかった。きっと私の顔は赤くなって緩みきっているだろうから。

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