エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~


 彼が予約してくれたレストランは、実におしゃれで心弾む場所だった。

 店内はほんのり薄暗く、大人っぽいムードを感じさせる。暖色のライトが優しく手もとを照らし、ただでさえ高まっていた私の緊張をますます高めた。

「どうぞ」

 彼はきびきびした動きで私を奥の席へ導き、椅子を引いてくれた。

 こんな細やかなエスコートまでできるなんて、逆に彼にはなにができないのだろう。デートでこんな真似をされたら、のぼせ上がってしまう。

「ありがとうございます」

 私も彼と食事をするにふさわしい女でありたいと、なるべく大人っぽい笑みを作って優雅に頭を下げる。

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