エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
「見た目よりがっしりしていらっしゃるんですね」
……私はなにを言ってるんだろう。ありがとうと言うはずが、つい本音が出てしまった。
「あっ! い、今のは聞かなかったことにしてください!」
「了解です」
彼の表情はあまり動かない。でも、目を見ればおもしろがっているのがわかる。
やっぱりそこには好意的な光が見え隠れしていて、意識せずにはいられなくなった。
穴があったら入りたい。出会って一時間も経っていないのに、転びかけるわ、変態じみた発言をしてしまうわ、いいところがない。
再びうつむいて、今度は足もとに細心の注意を払いながら席につく。
「飲み物はどうしますか?」