エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 ジュースにはいくつかの種類があって、赤ぶどう、白ぶどう、クランベリー、グレープフルーツ、それから定番のアップルとオレンジがあった。

「では、頼みましょうか」

 彼が視線を上げると、注文を察した店員がやってくる。

 どうやら今日はコースを予約してくれているようで、簡単にその説明をされた。

 ドリンクを待っている間、改めて彼を観察する。

 惚れ惚れするほど姿勢がいい。背中に鉄の棒でも入っているのかと思うくらい、背筋が伸びている。

 私もつられて背筋を伸ばすと、ふっと笑う気配がした。

「改めて自己紹介したほうがいいですよね」

 低い声が甘く響く。

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