エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
「そろそろ向かったほうがいいかも。展示飛行は毎年観客が大勢集まるから、場所取りが大変なんだって」

「今から行ってももう場所なかったりして。こういうのって本気で見たい人は朝から待ってたりしない?」

「あー、あるある。夢の国のパレードとかね」

「基地内でそんな真似できるのかな……?」

 自然と私たちは早足になっていた。

 気づくと周囲の人たちも同じ方向に向かって歩いている。みんな目当ては展示飛行のようだ。

 早めに行動したはずが、あまりの人の多さになかなか進めず、到着する前に戦闘機が空に飛び立つところを見る羽目になった。

「いや、人多すぎ!」

「もっと早く行っておけばよかったね」
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