エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
「頼りになるところ。今日も階段を上るときに手を貸してくれたよね」

「照れ臭いな」

「あとはたまにかわいいところかな。こんなにかっこよくても、しぃちゃんなんだなって思う」

 離れているとき、篠は私を見つけるとうれしそうな顔をする。

 私を抱きしめて眠りたがるのも、寝顔があどけないのも、おいしいものを食べたときにすぐ顔に出るのもかわいい。

「これからもずっと一緒にいてね」

「ああ。一生実結の傍にいるよ」

 篠の顔が近づくのを感じてそっと目を閉じる。

 やわらかな唇の感触にはとっくに慣れたと思っていたのに、やっぱり胸が高鳴った。



< 311 / 376 >

この作品をシェア

pagetop