エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 フロントからは万が一に備えて荷物をまとめておくよう連絡があり、宿泊プランにはなかった食事のサービスが行われた。

 ただ、篠を思うととても食欲など湧かず、あまり手をつけられなかった。本当は食べられるときに食べておいたほうがよかったのだろう。

 午後を過ぎても事態は悪化するばかりで改善しそうになかった。

 それどころか、自衛隊が救助活動を行っていた地域でも土砂が崩れたというニュースが入る。

 自衛隊についてはいろいろと調べたし、篠からも話を聞いていたから、覚悟ができていたつもりだった。

 だけど実際にその状況になると、とても冷静ではいられない。

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