エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 いつまでも写真撮影をせずに三人で話していると、痺れを切らした母が私の肩を抱き寄せる。

「じゃ、お母さんと撮りましょ。仁藤さんも一緒にね」

「あら、うれしい」

 義母となったおばさんがしずしずと近づいてきて私の横に立つ。

 着物姿がよく似合っていて素敵だった。

 すらりとした立ち姿は篠に似ているかもしれない。

「お父さん、撮って撮って」

「ああ、うん。じゃあ撮るぞ」

 カメラを押し付けられた父に向かって笑みを作る。

「きれいに撮ってね」

 私がお願いすると、映らない位置にいた篠が言った。

「もとからきれいだから大丈夫だ」

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