エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 手のぬくもりは確かたしかに現実のものだったけれど、やっぱり私には自分が夢を見ているのだとしか思えなかった。



 公園の近くにある駐車場へ向かい、すらっとした銀色の車に乗りこむ。私が車に詳しかったら車種がわかったかもしれない。

 しぃちゃんは運転席に、そして私は助手席に座らせてもらう。

 彼は車を走らせず、ハンドルにもたれて私の顔を覗き込んだ。

「少しは落ち着いたか?」

「いや……全然……」

「久しぶり久し振りだしな」

「そういう問題じゃないよ」

 顔を上げ、ほんの数分前とは違う気持ちで端正な顔を見つめる。

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