エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 だけどあまりにも……あまりにも、私の知っている〝しぃちゃん〟と違いすぎやしないか。

「立ち話もなんだし、車に行こう。店に入ってもいいが」

「この状況を説明してくれるなら、どこでも……」

 頭がぼんやりして、全然働いてくれない。

 この長身のイケメンが、あの泣き虫? なにを食べたらこんなふうに成長するというのだろう。

「みぃちゃん、手」

「あ……うん」

 百八十を超えているであろう男性に、みぃちゃんなんて言葉の響きは似合わない。

 かつては私が彼の手を引っ張ったのに、今は彼が私の手を引いてくれる。

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