エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
「実結に近づく男がいたら、全員追い払っておけと結真に頼んでおいてよかった。俺以外の男と一緒にいる実結なんて、想像しただけでおかしくなる」

「なにを言ってるの……」

 妙に艶っぽい声でささやかれ、完全に硬直する。でもここは狭い車内で逃げ場がない。私がドアを開けて全速力で駅のほうまで走れば話は別だけど。

「結真に感謝しないとな。俺の未来の花嫁をずっと守ってくれたんだから」

 みらいの、はなよめ。

 頭の中で咄嗟に変換できないくらい、理解が及ばない言葉だった。

「じゃあ、お兄ちゃんがずっと私の邪魔をしてたのって……」

「俺のせいだ。恨むなら結真じゃなくて俺だな」

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