悪魔と私
…やりすぎだろ、あれは流石に。
サンと悪魔の戦いを加勢もせずに、ただ無言で見つめていたクロードは、悪魔たちの残骸を見てため息を吐いた。
悪魔たちが居たところはというと、稲妻で真っ黒焦げになり、既に残骸とも呼べないような状態だった。
「地面まで焦げてるし…」
これが谷底でなく、普通に街とかだったらどうなったであろうか。
…想像しなくても、大惨事だという事が目に浮かぶ。
はぁ、ともう一度大きくため息を吐く。
それよりも、アイルは…?
この稲妻のせいで被害被ってたら…。
後々めんどいことになる。
唯でさえ記憶を失うとか、めんどいのに…。
めんどくさい連発しながらアイルが隠れているはずの草むらへと向かう。