悪魔と私


「えっと、研究室は確か…」


アイルは辺りをきょろきょろと見渡した。


「ここら辺のはずなんだけどなぁ…」



「×○☆△●~~ー……」


誰かの話し声…?


前にも言ったように、この城にはアイルとライトしかいない。だから、この話し声はライトのはずだ。

恐らく、電話だろう。


「それで、クロード・デルーリアの…」


「ク…!?」


驚いて声に出してしまい、慌てて口を塞ぐ。


クロ…?

何の話だろう…?


「ああ……クロード…連れの娘を……ああ、記憶が……おかげで、難なく落とせた…」


連れの娘って、私のこと!?

落とせたって…?


もしかして、ライトは私のことを騙していた??

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