悪魔と私
少女の心の中に見えたのは…
不安、
恐怖、
祖父が死んだことを信じられない心、
それと……。
仇を討った後、生きる意味が無い、と思っている心……
何だこれ…。
死んでもいいって事か…!?
少女が死んでもいいなんて…
ふつう、人は死ぬことを恐れ、悪魔に永遠の命を願った奴もいると、聞いたことがある。
それが、なんでこんな少女が…
俺はこの時、この少女に生きる意味を教えようと、心に誓った。
まあ、死にたいと思っている奴の魂なんて、全然美味くないしな。
俺はそう心に誓うと、最初は全然連れて行く気なんて無かった少女と血の契約を交わし、気を失った少女を抱えて森を後にした。