無茶は承知で、今夜あなたに突撃します
私と志賀さんの関係に変化があったと、聖くんは一瞬で見抜いてしまったらしい。
綺麗な営業スマイルはどこに行ってしまったのかと思うくらい、今の彼は不機嫌そのものだ。
「志賀さん、浮かれてないで俺に感謝してくださいよ?」
「なんで?」
「俺のアシストがあってこそでしょう? ていうか、泣かせたらマジで奪いますから」
ふたりはいつの間にこんなふうに喋る仲になっているのだろう。
それが不思議でたまらない。志賀さんがこのカフェに来るのは初めてのはずなのに。
「泣かせないから。安心してあきらめろ」
「うわっ、腹立つ~~」
聖くんが口にした“アシスト”がなんなのか、私にはまったくわからないので、ただ静観していた。
言い合っているはずのふたりが、だんだん楽しそうに見えてきて、微笑ましい光景に思えた。
「俺のほうがモテるし、エッチだって絶対志賀さんより上手いのに」
「おい!」
「なぜか自分から好きになった女には振り向いてもらえないんだよなぁ」
聖くんはブツブツと愚痴を言いながらも、注文を取ってハンディ端末に入力していた。
綺麗な営業スマイルはどこに行ってしまったのかと思うくらい、今の彼は不機嫌そのものだ。
「志賀さん、浮かれてないで俺に感謝してくださいよ?」
「なんで?」
「俺のアシストがあってこそでしょう? ていうか、泣かせたらマジで奪いますから」
ふたりはいつの間にこんなふうに喋る仲になっているのだろう。
それが不思議でたまらない。志賀さんがこのカフェに来るのは初めてのはずなのに。
「泣かせないから。安心してあきらめろ」
「うわっ、腹立つ~~」
聖くんが口にした“アシスト”がなんなのか、私にはまったくわからないので、ただ静観していた。
言い合っているはずのふたりが、だんだん楽しそうに見えてきて、微笑ましい光景に思えた。
「俺のほうがモテるし、エッチだって絶対志賀さんより上手いのに」
「おい!」
「なぜか自分から好きになった女には振り向いてもらえないんだよなぁ」
聖くんはブツブツと愚痴を言いながらも、注文を取ってハンディ端末に入力していた。