愛とは決して○○しないこと


「ハハ。頑張れよ〜!雄太は偽名はどうする?」

「母さんの旧姓の森川なんてどう?
森川 雄太です!よろしくお願いします!」

「雄太。畑山の事を 『はたおじさん』って言うなよ〜 アイツも雄太のこと『ゆうちゃん』て言うかもな〜」

「間違えるから『室長』って言うわ」

ハハハハと大笑い。

「何笑ってんの?玄関まで聞こえてたよ」と孝太さんが帰ってきた。

「あ、みどりさん。パーマ可愛いね。」

「孝太!俺のみどりに可愛いって言うな」

「ハイハイこりゃ〜束縛旦那だな。
離婚の理由になるよ。兄さん。」

「縁起でも無い事言うな! 俺たちは永遠の愛を誓ったんだから〜な、みどり〜」

「うん!くすくす…」

「孝太、今日はカレーだよ〜手を洗ってみんなで食べましょう。みどりちゃんがシュウマイと餃子買って来てくれたし。」

「は〜い。」

みんなで準備してカレーを美味しく食べた。
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