すれ違いのone-sided love
そう送られてきた時、僕は正直、この子とはうまくやっていけそうもないと感じていた。

そう感じつつも、

“恋愛以外には?”

そう尋ねると、

“ヨガかな。でも、周りの子たちに、何だかおばさんみたいって、笑われるんだよね”

恋愛以外に興味があることに安堵しつつも、その文面からは何となく、ヨガへの情熱はさほどないように感じられた。

それこそ、僕のバスケへの情熱とは比べ物にならなさそうだ。
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