乳がん一年生

ホルモン療法開始(手術から7か月/抗がん剤治療終了1か月)

抗がん剤治療終了から約1か月後、久々の病院です。
血液検査の結果に問題なし、ということでタモキシフェンというお薬の服用が開始となりました。
私の場合は毎朝1錠必ず飲むこと、もし飲み忘れに気づいた場合は、午前中ならちゃんと飲んでほしいけど、午後(特に寝る前)とかに気づいてもそこは飲まずに、翌朝ちゃんと飲むことを心がけてくださいという注意事項を受けました。
しかし、頻繁に飲み忘れてしまうと薬の効果が薄れてしまうので、出来る限り飲み忘れはないようにしないといけないとのことでした。
いつものように、副作用の説明と治療にあたっての同意書にサインをしましたが、毎度のことながら不安や心配はつきものです。
今回の場合は、個人差はあるとは言うけれども、体重の増加とホットフラッシュが気になるところ。
無理のない程度に食事に気をつけて、軽い運動を心がけていこうと思いました。

この日に放射線治療についても説明があるのかな、と勝手に思っていたのですが、それはまた1か月先のことということで、特に説明もなく診察は終了しました。

そして始まったホルモン剤治療。始まって3日目くらいで飲み忘れそうになってて、めちゃくちゃ焦りました……。
忘れないようにお薬の後ろに日付を書き、食事するテーブルの上に朝飲む錠剤を置いておく、という作戦で乗り越えることにしました。
そして、時々やってくるのがホットフラッシュ。
といっても、俗にいう「汗が止まらない」といった重症なものではなく、時々体がふわーっと熱くなってくるくらいの症状だったので、そこまで辛くはありませんでした。
何にせよ、体調が悪かったりしたときにはすべてお薬のせいにしていまえば気持ちが楽になる、と考えた私。
『全部タモさんのせい』を合言葉にタモさん服用生活を乗り越えていこうと思っています。

そして、抗がん剤治療が終わり、気になるのは発毛のこと。
乳がんのホルモン剤治療の場合、女性ホルモンの分泌を抑えるので、発毛にも影響があると言われているからです。
平均的に遅いのか早いのかはわかりませんが、髪の毛、眉毛、まつ毛の3か所とも、1か月前よりは増えてきていました。
もうひとつ気になるのは、放射線治療中のあれこれ。経験者の方々のブログなどを拝見する限り、皮膚の色素沈着や治療中の服装などに悩まれたことを記していることが多かったので、どういう風に生活していこうかなあと頭を悩ませていました。
ホントに早く注意事項を聞きたくてたまらなかった1か月だったかも知れません。
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