俺様弁護士は激愛を貫きとおす
「顧問先で通販サイトを経営している人がいて、相談して買った」
「通販で?」

「いや。写真を見せて、イメージを伝えて。高級ランジェリーのサイトらしい」
「写真って、誰の? いつの?」

「ちゃんと着衣のやつだぞ」
「当たり前でしょっ! それに変なのは撮られたこともないし……」

「俺の身長からだいたいのサイズを割り出したと言ってたな。見せてくれるか?」

 まるでサイズの確認のように淡々としているから、つい無防備にバスローブを脱ぎそうになってしまった。

 けど、ハッと気づいてきゅっと胸元を抑える。
「あの……似合ってなくても笑わないでね? 本当にこういうの着たの、初めてなの」

 それに返ってきたのは、とても嬉しそうな城ヶ崎の笑顔だった。
「今日は抱き潰していいんだよな? お礼だっけ?」
 なんてことを確認するの!?
 
 
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