俺様弁護士は激愛を貫きとおす
真っ赤になった優羽の頬に再度軽くキスをして城ヶ崎は名残惜しげに搭乗手続きに向かった。
それに向かって軽く手を振りながら、優羽も淋しい気持ちになったことには間違いはない。
日本とサンフランシスコの冬場の時差はマイナス十七時間だ。昼夜は完全に入れ違っている上に、城ヶ崎は現地でも日本とのリモートでの会議などに参加しているらしく、とても忙しそうだ。
優羽は余計な時間を使わせたくはなくて、二人のやり取りはもっぱらメールアプリだった。
それでも城ヶ崎は時折、現地で行きつけになってしまったというカフェや、クリスマスを前に綺麗に飾られたショーウィンドウの画像などを送ってくれた。
お昼休みに送ってくれた写真を見ていると、後輩の藤井に声をかけられる。
「吉野さん、お疲れさまです」
「お疲れさま」
藤井は優羽の手元のスマートフォンを見てにっこり笑う。
「ラブコールですか?」
優羽は首を横に振った。
「時差があって。なかなか直接話すことはできないわね」
それに向かって軽く手を振りながら、優羽も淋しい気持ちになったことには間違いはない。
日本とサンフランシスコの冬場の時差はマイナス十七時間だ。昼夜は完全に入れ違っている上に、城ヶ崎は現地でも日本とのリモートでの会議などに参加しているらしく、とても忙しそうだ。
優羽は余計な時間を使わせたくはなくて、二人のやり取りはもっぱらメールアプリだった。
それでも城ヶ崎は時折、現地で行きつけになってしまったというカフェや、クリスマスを前に綺麗に飾られたショーウィンドウの画像などを送ってくれた。
お昼休みに送ってくれた写真を見ていると、後輩の藤井に声をかけられる。
「吉野さん、お疲れさまです」
「お疲れさま」
藤井は優羽の手元のスマートフォンを見てにっこり笑う。
「ラブコールですか?」
優羽は首を横に振った。
「時差があって。なかなか直接話すことはできないわね」