俺様弁護士は激愛を貫きとおす
 城ヶ崎のことだから、高級なレストランでロマンティックにプロポーズされるのかと思っていた。

 けれどとても素朴で溢れ出る気持ちのままに伝えてしまったようだ。
 それは微笑ましく、嬉しい。

「優羽が窓際のお姫様と呼ばれていたころから惹かれてた。再会していろいろあったけれど、優羽のことを手離したくなくなっただけだ」

 その呼び方はとても恥ずかしいけれど、城ヶ崎は高校の時から気持ちがあったと言ってくれているのだ。

 まっすぐな城ヶ崎の気持ちに優羽も応えたくなってしまった。

「私もずっと一緒にいたい。結婚、しましょう」

 プロポーズを優羽が受け入れたことで安心した表情になった城ヶ崎がポケットから指輪を出して、優羽の指にそっと嵌める。
 キラキラとしたその輝きに優羽はとても幸せな気持ちになった。

「昂希くん、大好き」
 出会った最初の頃は強引だったし、脅されたような形で始まった二人の関係だった。

 けれど、城ヶ崎は正直な気持ちを打ち明けて、優羽にまっすぐな気持ちを伝え続けた。
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