俺様弁護士は激愛を貫きとおす
 幾分、思ったよりもまっすぐ過ぎるところもあったけれど。

 けど、それはしっかりと優羽の心に届いたのだし、優羽も城ヶ崎に大事にされてこれが愛なのだと知ることができた。

 ずうっと一緒にいること。
 それはとても自然なことのように思えたのだ。

 左手薬指の指輪を見ながら、花束を抱え優羽はふわふわとした気持ちで城ヶ崎に尋ねる。

「昂希くん、クリスマスイブはどうするの? って聞いたらすごく怖い顔をしていたから、イブにこういうことはしたくないんだなって思っていたわ」
 プレゼントどころか、プロポーズとは。

「俺は本当にそういうところが良くないと分かってはいるんだ。決めていたよ、この日にしようって。でもあの時は事件が一段落付けられるかハッキリしていなかったし、商業イベントは好きじゃない。でも優羽が一緒に過ごしたいと言ってくれたから、俺も一緒に過ごしたいと思ったんだ」
 それを聞いてますます城ヶ崎の気持ちを感じる優羽だ。

「嬉しいな。じゃあお仕事も上手くいったのね」
「送検はされたが不起訴になった」
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