スパダリ部長に愛されてます
その後、電話で部長と話していた時、
悟とのことを伝える。
「待つのも嫌なので、私から連絡を取って、一度会ってきます。」
間髪入れず、「俺も行くからな。」と部長の声が聞こえる。
「え、でも、本気なんですか。」
「基本的にはしゃべらない。
けど、同じ男として腹が立つんだよ。」

正直、部長が同席してくれるのはとてもありがたい。
前回会った悟は切羽詰まってて、余裕がない感じだった。
私自身、2人きりで会いたくはない。
結局、喫茶店で、少し離れたところに部長が座ることになった。

部長との電話を切ってすぐあとに、悟に電話をして会う約束をした。
< 35 / 50 >

この作品をシェア

pagetop