推しのアイドルグループのセンターと共演することになりました!〜推しメンは別の人です〜
「えっと・・」

「お前、まだ俺のこと好きじゃねぇだろ?」

「返事は後でいい」

「今日は帰るわ」

そう言って、結斗君は楽屋を出ようとした。




「あ、やっぱ、キスはしてくわ」




「はい!?」




驚いた時には、結斗君は私にキスしていた。




「ざまぁみろ。せいぜい俺のこと意識するんだな」




結斗君は見たことがないほど、悪役のような顔をして出て行った。
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